簿記3級に知識ゼロから2週間の独学で合格した勉強方法を解説!

簿記3級

 

就活生A
これから就活始まるから最低限簿記3級くらいは取っておきたいなあ
会社員B
事務処理で会計伝票を扱うことがあるけど意味が全く理解できないから簿記を勉強しようかな。
ケビン
就活や仕事のことを考えて簿記3級の勉強を始める方は多いです。そんな方に向けて本記事では簿記3級を2週間で合格した際の勉強方法について解説するので、短期間で合格したいという方は是非参考にしてみて下さい。

それでは、まずは簿記3級がどれくらいの難易度なのかについて解説します。

目指すべき敵がどの程度のレベルなのか把握しておくことは大切なのでしっかり目を通してくださいね。

 

日商簿記3級の難易度はどれくらい?

ケビン
多くの就活生や社会人が会計の入門として学習する日商簿記3級の難易度について、直近5回の合格率や合格までの平均勉強時間をもとに解説していきますね。
就活生A
よろしくおねがいします!

 

直近5回の合格率

こちらが日商簿記3級における直近5回の合格率です。

現在はネット試験も行われているため一概には言えませんが、大体45%~55%くらいの合格率になるように問題設定されていると言われています。

だいたい2人にひとり合格すると考えると、資格試験の中では合格率が高めな試験であるかと思います。

会社員B
簿記2級の合格率が約15%~20%であることを考えると比較的挑戦しやすいですね。では、どれくらい勉強したら簿記3級に合格できるのでしょうか?

 

合格までの平均勉強時間

ケビン
では、ここからは簿記3級を取得するまでにどれくらい勉強する必要があるのかについて解説していきますね。

資格学習の教材を提供しているユーキャンでは簿記3級に合格するまでにかかる平均勉強時間は約100時間と記載されていました。

上記の合格までの平均勉強時間はあなたが経理業務に従事している方なのか、商業工業出身者などのバックグランドで大きく変わってきますので、あくまで目安程度に参考にしていただければと思います。

ちなみに私は大学の講義で簿記3級の基礎知識をインプットしていたこともあり、約70時間の勉強で合格しました。

では、ここからは短期間で簿記3級の合格を目指す人のための勉強法について解説していきます。

 

簿記3級に2級間で合格した勉強方法

会社員B
合格率や勉強に要する時間はわかったけど、具体的にどのように勉強したらいいのかな?
就活生A
あまりお金をかけたくないから通学講座ではなく独学で勉強を進めたいな。何かおすすめの教材はないかな?
ケビン
ここからは私が簿記3級を2週間で取得した際の勉強方法について解説しますね。インプット編とアウトプット編に分けて解説するのでぜひ参考にしてみて下さい。

インプット方法

私が簿記3級を学習するにあたり意識していたポイントは以下の3つです。

インプットで意識していたポイント
  1. まずはさらっとテキストを1周する(理解できなくても良い)
  2. テキスト2周目で理解できるまで読み込む
  3. 理解できなかったところはYoutubeに上がっている解説動画を見る

人によってテキストを何周するかは差があるかと思いますが、上記の方法でインプットした結果、私は2週間で簿記3級を取得できました。

ポイントはテキスト1週目は理解しなくても良いので、まずは簿記とはどのようなものなのか知ることです。

目指すべき資格の問題のイメージができていな状態でインプットするのは暗闇を歩くようなものだと思っているので、まずは大まかに簿記とはどのような学問かをイメージできるまでテキストを読んでみましょう。

書店に行くと様々な簿記3級関連のテキストが販売されていますが、個人的にはスッキリわかるシリーズがおすすめです。

初学者にとって取っつきにくい簿記をキャラクターを用いながらわかりやすく解説してくれます。
ちなみに私は簿記2級を取得する際にもスッキリわかるシリーズにお世話になりました。

これからテキストを購入を検討している方は是非手に取ってみて下さい。

テキストでのインプットを行ってもわからない箇所が必ず出てくると思います。

そんな時はYoutubeに上がっている簿記3級の解説動画を見て理解を深めることをおすすめします。
個人的におすすめの簿記系Youtuberは”【簿記系Youtuber】ふくしままさゆき”さんと”公認会計士たぬ吉の資格塾”さんです。

どちらも簿記3級で登場する各論点を非常にわかりやすく解説してくれているので、わからない論点が登場したらその分野に関する動画を見て理解を深めましょう。

 

アウトプット方法

次にアウトプット方法についてです。

私が合格した際に実践していた方法は以下の4つを順番にこなしていくことです。

アウトプットで実践した方法
  1. テキストによるインプット2周目から各章を読み終わるごとに問題演習
  2. 各章の問題演習を終えたら再度すべての問題演習を行う
  3. ②で間違えてた問題をリトライ
  4. 問題演習である程度正答率が上がったら過去問にトライ

簿記学習においてはインプットよりもアウトプットの方が10倍大切です。

なのでテキストを読み進めたら都度各章の問題演習に取り組み、インプットが終わればひたすら過去問演習するのみです。

その際、間違った問題にはマーキングをしておき自分の苦手分野がどこなのか把握できるようにしておきましょう。
最初の問題演習はわからないことだらけで辛いですが、間違ったらその分野にを重点的に復習しなおせば必ず解けるようになるので、あきらめずに頑張りましょう。

ちなみに私はスッキリわかるシリーズと同じくTACが出版している以下の過去問を使用して過去問演習をしていました。

 

まとめ

最後までご覧いただきありがとうございます。

簿記3級の勉強法のイメージはできましたでしょうか?

最初はわからないことばかりで挫折しそうになることもありますが、あきらめずに勉強していけば必ず報われるので最後まで一緒に頑張りましょう!