経理マンは会計や税務の知識を高めていけば市場価値の高い人材になれると思っていませんか??
実際に「経理は会計や税務の知識さえあれば誰でも活躍できるんだよね?」という事を言われることがありますが、そんな簡単な世界ではありません。
では、具体的にどのようなスキルが必要とされるのか?
この記事では経理マンとしてキャリアアップを考えている方に向けて会計や税務の知識と同等レベルで必要とされるスキルについてご紹介します。
- 新卒で平均年収1,000万円を超える商社の経理としてキャリアスタート
- 現在は申告業務や各部署からの会計や税務に関する相談対応がメイン
- 同僚は会計士や税理士出身者が半分以上
会計や税務以外で経理マンに必要とされるスキルとは
ここからは具体的に経理マンとして活躍していくには会計や税務の知識以外にどのようなスキルが求められるのかについて解説していきます。
具体的に「どのようにスキルを高めるのか」や「おすすめの勉強法」もご紹介するので、参考にしてみてくださいね。
論理的思考力
まず初めに必要とされるのは”論理的思考力”です。
これは経理に関わらず、全ビジネスマンに必要とされるスキルですね。
特に経理マンにとっては“論理的に文章を書くスキル”や“物事を論理的に説明するスキル”が求められます。
会計や税務に関して経理以外の人に説明する時は、専門用語を使わずわかりやすく説明することが求められ、その際に論理的思考力の高さが必要になります。
“説明下手”や”文章がわかりにくい”と思われたくない人は以下の書籍で論理的思考力の基礎を学ぶのがおすすめです。
◯ロジカルシンキングの基礎を学ぶのにおすすめ
◯ロジカルな文章を書きたい人におすすめしたい書籍
Excelをマウスなしで使いこなすスキル
経理マンは業務の7割以上はExcelを使用すると言っても過言ではありません。
そのためExcelの関数やショートカットの知識の有無で仕事の正確性やスピードがかなり変わります。
しかし、新卒で商社の経理に配属された僕は学生時代にほとんどExcelを使用したことが無かったので、先輩のように正確かつスピーディーに資料を作成できませんでした。
この状況を打破しようとExcelに関する本を読み漁り今では関数やショートカットを人並みには使いこなすことができるようになりました。
※Excelではほとんどマウスを使うことなく資料作成ができます。
何十冊とExcel関連の書籍を読んで特にわかりやすく実務に直結したと感じたものをご紹介します。
入社当初の僕と同じような状況にいる方は以下の書籍がおすすめです。
◯Excelの基礎から勉強したい方向け
◯頻出関数やショートカットを学びたい方向け
◯関数やショートカットを一通り終えたら次はマクロへ
PowerPointでの資料作成スキル
先ほど経理業務の7割はExcelを使用すると説明しましたが、残りの3割はPowerPointで資料作成等を行います。
具体的には新しい会計基準を内部に説明する際や企画説明の際に利用しています。
上記からわかるようにPowerPointはただ資料作成するだけでなく、部長や役員など会社の偉い方に向けてわかりやすく説明することもセットになっています。
そのため日頃からPowerPointでの資料作成方法も学んでおかなければ、いざという時に恥ずかしい思いをすることになります。
PowerPointでの資料作成はわかりやすい資料を作ることはもちろんのこと、上司や先輩から資料作成を依頼されたときに認識の齟齬が無いように都度確認することも重要です。
以下の書籍では資料作成の構想から実際にどのように資料を作成したら良いのかの一連の流れを学ぶことができます。
デザインに特化してよりわかりやすく見やすい資料を作りたいというかたはこちらの書籍がおすすめです。
どのような色遣いでどのフォントが良いのかを学ぶことができます。
経理マンに必要なスキルを効率よく学ぶには
ここまで経理マンに必要とされる基本的な能力を説明してきました。
論理的思考力や資料作成スキルは書籍での勉強ももちろん可能ですが、それ以上に動画学習がおすすめです。
実際に僕はこれらのスキルを書籍だけでなくUDEMYという買切り型の課金サービスを通して学びました。
- 必要な動画のみを購入できるから月額制より安く済む
- Excelや会計など経理マンに必要な動画が豊富
- アプリでも視聴可能だから通勤時にも学習可能
経理マンとして必要な基礎スキルを効率よく学習したい方はぜひUDEMYをチェックしてみてくださいね。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。
経理マンに必要とされているスキルを理解できましたか?
ご紹介したように会計や税務以外にもビジネス基礎スキルとして論理的思考力や資料作成能力が求められるので、若手経理マンはこれらのスキルも高めるようにしましょう!
では、バイ!